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極小ローカルサーバでPukiwiki


2013年12月28日
現在,Micro-Apacheのサイトが消失しており,アーカイブからダウンロードすることができます。
http://microapache.kerys.co.uk/

http://custodesblog.wordpress.com/
こちらのサイトにもあるようですが,中身をまだ確認していません。

極小にこだわらないのならば,USBWebserver v8.6が簡単で私はこちらを現在使用しています。



追記 2010年10月09日
Micro-Apacheのサイトが変更されています。以下のサイトからアクセスしてご利用下さい。
http://microapache.kerys.co.uk/






はじめに

以下の記事を読んでこのサイズならばUSBフラッシュメモリに入れても気にならないサイズ[1]と思い、Micro-Apache でPukiWikiを試してみました。その結果、不要なモジュールが読み込まれていないので動作が軽い気がしました。(体感なのであてにならないです^^;)

MOONGIFT: » フロッピーサイズのApache「Micro-Apache for Windows」

注意:現在使っていて問題がないですが、必要なモジュールがあるかもしれません。

[1]XAMPP Lite 1.6.5 のサイズが、115MB(ディスク上 120MB)に対して、Micro-Apache が 1.03MB(ディスク上1.11MB)と1/100のサイズなので、ほとんど気になりません。


ダウンロード


 Micro-Apache をダウンロードします。今回はMicroApache 2.0.61+PHP 4.4.7
にしました。ダウンロードファイルはサイトの左側にあります。ちょっと分かりづらいです。

http://microapache.amadis.sytes.net/#install-portable

http://microapache.amadis.sytes.net/bin/MicroApache-2.0.61-PHP-4.4.7.zip


[2] 私は古いけど、Ultra-Micro-Apache 1.3.27がさらに小さいので利用しています。


サーバの設定手順

解凍先はUSBメモリのルートにMicroApacheフォルダを作成して下さい。サーバを起動したときのドライブのルートから見て、MicroApacheフォルダのhtdocsがドキュメントフォルダに設定してあります。

1. MicroApacheをダウンロードする。
私は以下のファイルをダウンロードしました。ものによっては httpd.conf の設定が違いますので注意して下さいね。

MicroApache-2.0.61-PHP-4.4.7.zip

2. MicroApacheフォルダを作成し,MicroApacheをそのフォルダの中に解凍する。

3. MicroApacheフォルダの下に htdocs フォルダを作成する。この中にPukiWikiを入れる予定。

4. /MicroApache/conf/httpd.conf ファイルをテキストエディタで開いて,以下の通り修正する。

a. ServerName microapache の箇所を探して,以下の通り変更する。

設定1


ServerName localhost



b. DocumentRoot / の箇所を探して,以下の通り変更する。

設定2


DocumentRoot /MicroApache/htdocs



c. 以下のコードを追加する
設定3


<Directory /MicroApache/htdocs>
    Order deny,allow
    Deny from All
    Allow from localhost 127.0.0.1
</Directory>



5. 以上でサーバの設定は終わりです。


Pukiwikiの簡易導入手順


1. PukiWikiをダウンロードする。

FrontPage - PukiWiki-official

2. PukiWikiを解凍し、フォルダ名をpukiwikiとする。

3. pukiwikiフォルダ毎、/MicroApache/htdocsフォルダに入れる。

4. pukiwiki.ini.phpファイルについて必要な設定を行います。パスワードなどを設定しておくとよいでしょう。

使い方


1. MicroApacheの中にある、go.batをクリックして実行します。ちゃんと起動しなかったら、httpd.conf の設定が間違っています。

Windowsのファイアーウォールが起動しますが、ブロックしても大丈夫だと思います。

2. ブラウザで以下のアドレスにアクセスします。
アドレス


http://localhost:8800/pukiwiki/



3. 以上で完了です。自由にPukiWikiを楽しんでくださいね。終了するときには、MicroApacheの中にある、stop.batファイルをクリックしてサーバを落として下さいね。

最後に

 Micro-Apache は極小でいいですね。PukiWikiならばMySQLも必要ないので軽く動作するようです。USBフラッシュメモリに入れても、ディスク上のサイズで3MB(PukiWikiを入れて)なので、どんなに小さなUSBフラッシュメモリでも入れることができます。
 Apacheの設定に関しては、詳しいサイトがあると思いますのでgoogleなどで検索して下さいね。


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by potto37 | 2013-12-28 22:50
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