EverNote@USBの更新(Webクリップ、スクラップ)
はじめに
EverNoteで日本語の入力が可能になったことで、利用する機会が増えるかもしれないですね。[1]
以前はクリップボード経由で日本語を入力したりRich Text Noteを使っての利用だったので、EverNoteをフルに活用することができませんでした。しかし日本語が問題なく利用できるようになったことにより、より使いやすくなったことは確かな気がします。
Webのスクラップから、ちょっとしたメモまでこのソフト一本でこなすことができるのがうれしいですね。
エディタ部分が少し弱い気もしますが、ちょっとしたメモならば問題なさそうです。今後のリリースが楽しみです。
そんな、EverNoteをUSBフラッシュメモリで起動させる試みとして、EverNote@USBを更新しました。まだ至らない点もあるかと思いますが、よろしければ御覧下さい。
公開場所: EverNote@USB
EverNote 2.2 Betaを使った感じ
大きく変わったのは日本語が入力できるようになったこと。オプションのTapeの項目で、各メモをトップに表示するなどの設定項目がなくなっちゃったのが、ちょっと残念。もしかして、別の場所に移動しただけかもしれないけど、見つけられなかった^^;
- 日本語が直接入力できる。
日本語が直接入力できるようになっています。以前は日本語入力が面倒だったので敬遠していた方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回から日本語が使えるので気楽に文章を入力することができます。(相変わらずメニューは英語ですが、リソースをいじれば日本語化も可能なので、日本語化にチャレンジする方もいらっしゃるかもしれませんね。ただリソース変えちゃうパッチ配ると規約違反になりそうなので、黙認してもらえないと配ることができないですが・・・) - パスワードでもみえちゃう
データベースをパスワードで保護しても未だに中身を覗くことができます。データベースの暗号化はしないのかな?(私はUSBフラッシュメモリ自体をロックしているので、これでもいいけどね。)
EverNoteの使うときのポイント
- オプションでフォントの設定で、日本語フォントに変えておいた方が良いです。メニューのTools → Options...→TapeタブのFontでフォントを変更できます。日本語のフォントに変えておくといいですね。サイズは×0.1ptなので、12ptにしたい場合は120と入力します。
- Webスクラップを行っていると、すぐに容量が大きくなります。時々削除してEverNoteのゴミ箱(Recycle Bin)の中も削除しておく必要があります。ゴミ箱を削除しても容量が小さくなりません、メニューのFile -> Properties ... → Advanced → Compact nowのボタンを押すと小さくなります。
最後に
実際にEverNoteを使って、記事の下書きを書いてみました。画像を入れながら記述できるので、記事の下書きとしても扱いやすい気がします。画像をみながら記述できるので、説明などを記述する私には良いかもしれません。
普段はテキストエディタで記事を作成してアップしていますので、今後、どちらを使い続けるのか試してみたいと思います。たぶん、どちらかを使わなくなるのでしょうね。でもテキストエディタ好きなので、テキストエディタの方が軍配が上がるかもしれません。
注
[1] 日本語の他に、中国語と韓国語などが対応しているようです。詳しくは以下のリンクをご覧下さい。
EverNote - EverNote Product Features